自営業初心者必見!誰に資金繰りの相談をすれば良いか

自営業者にとって資金繰りは非常に大きな悩みの種です。特に、自営業を始めたてでまだ規模も小さい場合、税理士を雇うお金もないし、何から相談すれば良いのかわからないというケースもあります。

本記事では自営業をはじめたてで、漠然と資金繰りについてどうすれば良いのかわからないと困っている人向けに、どうすれば資金繰りに関する悩みを解決できるか、誰に資金繰りの相談をすれば良いかについて説明します。

【資金繰りの大変さは経営者にならないとわからない?】

多くの自営業者にとって資金繰りは初体験の仕事です。会社で経理担当をしていても、銀行で営業マンをしていても資金繰りの本当のつらさはわかりません。経理処理などのルールと資金繰りに関する悩みは別です。経理処理のルールはネットや本で調べたり、第三者に聞けば良いだけです。

しかし、経営者が資金繰りに対して抱く悩みとは事業が赤字続きで手元資金が減って来たけれどもどう調達したら良いかわからない、売上としては黒字だが未収金や在庫が溜まっているので現金は減っていっているけど、どうしたら良いかわからないというように経理担当者や銀行員が考えるより悩みよりもマクロで解決策が簡単に思いつかない悩みだからです。更に赤字の捉え方1つでも自分の身銭が減っていくことになるので経理担当者や銀行マンよりもリアルで深刻な事として捉えがちです。

よって、経営者の抱く資金繰りに関する悩みは本質的には同じ経営者でなければ共感しにくいですし、経営者一人一人によって辿って来た道のりが違うので究極的には経営者本人が解決するしかありません。

とく経営者は孤独な仕事だと言われることがありますが、これは従業員のと対立しやすい立場だからというだけではなく、仕事の悩みについて共感が得られにくく、相談できる相手がいないからです。

【まずは基本的な知識を身につける】

究極的には資金繰りの悩みは自分自身で解決するしかありませんが、解決までの道のりで他人に相談したり、必要に応じて力を借りたりすることはできます。では、どうすれば資金繰りの悩みを自分で解決できるようになるのかについて説明します。

まず、一番はじめに行うべきなのは資金繰りに関する基本的な知識を身につけるということです。本屋では経理の本や簿記の本などと同じジャンルで並んでいる事も多いのですが、本質的に経理や簿記の知識と資金繰りに関する知識は別物です。

経理や簿記の本では会計に関するルールを学ぶことができますが、資金繰りの方法にはルールがないので具体的にどのように銀行と交渉するのか、運転資金はどの位用意しておけば良いのかという実践のための知識が必要となります。

実は、経営者が抱く問題の多くのケースは資金繰りに関する本を読むことで解決することが多いのです。先ほど説明したとおり、資金繰りに関する経営者が抱く悩みは独特なのでどのように対策を勉強するべきかを知らない経営者が多いので、本を読むだけでもかなり気が楽になるからです。

資金繰りについて漠然と悩んでいるけどどうしたら良いのかわからないという人は、まず経理や簿記ではなく「資金繰り」に関して書いた本を読むことから始めてください。

【経営者としてのメンターを見つける】

資金繰りに関する本を何冊か読めば、事前に資金繰りにおいてどのようなトラブルが発生するのか、どのようなケースでどのように対処すれば良いのかの目安を自分の中に作ることができるので、幾分か資金繰りに関する悩みから解放されます。

ただし、自分の中で資金繰りにどんな問題が発生しているかわからない、悩みに共感して欲しいという場合があります。そのような場合は、本によって悩みを解決することは困難で、他人に相談する必要があります。ただし、このときにいきなり税理士や経営コンサルタント、銀行員などの専門家に頼る必要はありません。

まず、日頃から何か困ったことがあったときに気軽に相談できる先輩経営者のメンターを見つけた方が良いでしょう。先ほど説明した通り、経営者の悩みは経営者しかリアルに共感できません。よって、過去に同じような困難を乗り越えた経営者のアドバイスの方が自分にとって腑が落ちやすいですし、実践的な可能性が高いからです。

資金繰りに相談できるメンターを探す際には、いくつかの注意点があります。

まず、経営者としての経験値が近すぎず、年齢が極端に離れていない人をメンターにした方が良いでしょう。経営者として2~3年先輩というだけなら有効なアドバイスを受けられる可能性も低いし、年齢が離れすぎているとその人が活躍した時代と現代の経営状況が異なり、経営者として理解しあえない可能性が高いからです。

更に、きちんとした知識・経験を持った人をメンターにした方が良いでしょう。創業者の場合、そのまま父親の事業を継いで現状を維持している経営者のアドバイスはあまり役にたちません。創業時の資金調達の苦労や、二代目でも破綻寸前の会社の再建など厳しい実務を担当した経営者にアドバイスを仰いだ方が良いでしょう。

最後に、自分がアドバイスを聞ける人をメンターにした方が良いでしょう。究極的にその人の意見を聞くか聞かないかは自分次第ですし、その結果は自分と会社の責任になります。この人の言うことだったら信じてみようと思える人をメンターとして相談した方が良いでしょう。

【専門家には目的が決まってから相談する】

専門家に相談するのは、本を読んで、メンターに相談して大まかな方針が決まってからの方が良いでしょう。専門家に相談したり、働いてもらうのにはそれなりの費用が必要になります。また銀行の営業マンに漠然と資金繰りに困っていると相談しても営業マンは融資の相談にはのれても問題は解決してくれません。

資金繰りに関する経営コンサルタントにも得意不得意があるので依頼を具体的にしておかなければ良いコンサルタントが選べません。

税理士に依頼するにしても、おそらく税理は税務の知識はあっても、実務として会社の資金繰りを行った経験をほとんどないはずなので何をして欲しいのかを明確にして依頼しなければなりません。

自分で大まかな方針を決める事を疎かにして専門家に資金繰りの悩みを丸投げしてしまえば、ピントはずれの対策を行うかもしれませんし、失敗したときにも納得できません。資金繰りに関する責任は最終的に経営者が取らなければならないので、必ず自分が主導権を握って対策を決定してください。

【資金繰りの相談についてまとめ】

以上のように自営業者が資金繰りに関する悩みをどのように解決するべきなのか、誰に相談するべきなのかについて説明しました。実際に事業をはじめてみて自分は資金繰りについて何も知らないということを痛感することは少なくありません。

ただし、おそらく大半の経営者が資金繰り初心者から経営をはじめるので深刻に悩む必要はありません。基礎的な知識は本を読めば身につきますし、対策方針はメンターの意見を聞きながら自分で考えれば良いですし、細かい実務的な交渉などは専門家にサポートを依頼することもできます。

重要なのは資金繰りについてきちんと管理することと納得できる決定を行うことです。究極的には銀行が融資をしてくれるかは銀行次第です。歴戦の経営者であっても、再び創業して融資を獲得しようとしても融資を受けられるかはわかりません。

資金繰りに関する問題を早めに発見して対策を考えること、失敗しても納得して次に生かせるような失敗の仕方をするべきです。

Author: sjsuimvdodllccco

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