ファクタリングは即日現金化が可能?カードローンとの比較まとめ

factoring

ファクタリングは、ファクタリング業者を通して売掛債権を現金化することができます。
最短即日でまとまった金額が用意できるため、中小企業の資金調達方法として選ばれることが多いのが特徴です。
同じく最短で即日融資が可能なビジネスローンと比較されることが多いため、それぞれの特性を把握した上で使い分ける必要があります。

◆ファクタリングで即日資金を調達するためには

ファクタリングで即日資金を調達するためには、ある程度手数料の高さに目をつぶる必要があります。
これはファクタリングをするファクタリング業者の負担とリスクが増大するためです。
ファクタリング業者は売掛債権を譲渡してもらうか、権利を買い取ることで債権を現金化します。ただし、法務局への手続きが必要な債権譲渡は時間がかかるため、即日の現金化を目指すのであれば権利の買取がメインになります。
売掛債権を買い取る場合は、実際に売掛債権を回収できないリスクに備える必要があるのがポイントです。買取後の債権はファクタリングを申し込んだ企業にかわって代金の回収を代行する形式をとりますが、取引先が経営不振などで支払いが遅れれば資金が焦げ付くリスクが生じます。
そのため、ファクタリング時の売掛債権発生先の取引債権の経営状態や、各種契約の基本事項についてチェックするのが基本になっているのです。書類に不足があれば審査結果が出るまでに時間がかかり、現金化が遅れることになります。
またファクタリング会社は申し込み企業が売掛債権を複数のファクタリング会社に売却するなど、不正行為に対しても備える必要があります。
取引先とファクタリング業者も含めた三社間の取引であれば、時間はかかるものの債権が回収不能になるリスクは軽減できます。
即日の現金化を目指す場合は手間や時間を省く分、手数料の高さに反映されることが多いのです。

◆即日のファクタリングを目指す場合の手数料は

ファクタリングの手数料は、一般的に数%の範囲になります。ただし、即日の現金化や、取引先の経営状態など、様々な条件が重なればリスクに応じて手数料が高くなる恐れがあります。手数料が明瞭であることを優先してファクタリング業者を選ぶのも重要で、手数料が10%を超えてしまう可能性もあるのです。
ただし、手数料が高い業者でなければ現金化ができないケースも存在するため金利とリスクがトレードオフになってしまうこともあります。ファクタリング会社の絞込みや取引条件の事前問い合わせなど、基準を明確にするための工夫も大切になるのです。
ファクタリングの比較対象になりやすいのがビジネスローンです。ビジネスローンの中には申し込みから即日融資が可能なものが存在し、中には高額な融資に対応しているものも存在します。
注意したいのはマネースケールや経営状態によって借入の上限額が制限されることと、金額が少額なほど金利が高くなる傾向があることです。
ビジネスローンは100万円の借入であれば金利上限15%が目安になるなど、高い金額が設定されていることが多くなります。実質年利が基準になるため早めに返せば利息を節約できる一方で、支払いが長引けばファクタリングの手数料を上回る金額を払ってしまう可能性があるのです。
高額の借入であれば数%まで実質年利が減るものの、数十万円程度の借入であれば実質年利18%程度まで上がるケースもあります。返済の目途がつかない状態で借りつづければ経営上の負担になりかねないのです。
また、すでにビジネスローン用のカードを持っている場合は、無意識に使われて支払いの負担が重くなるケースもあります。ビジネスローンも負債として扱われるため、銀行から借入を考える場合はマイナスになりやすいことに理解が必要です。

◆調達できる資金と利息のバランスに注意

ファクタリングを利用する場合に注意したいのは、お金を受け取るタイミングです。即日の現金化が可能なファクタリングを利用した場合、所定の手数料を引かれた金額が一括で受け取れることが多くなります。
すでに手数料を引かれた金額が目安になるため、売掛金を満額で受け取れるわけではないのです。
一方で、ビジネスローンの場合は審査に通れば借入額を満額借りることも可能です。ただし、借りた時点から利息が発生するため、いかに早く返済を終えるかが重要になってきます。
返済のタイミングや必要な調達額に応じて組み合わせるのも方法ですが、利用すれば利用するほど負担が重くなりがちです。
ファクタリングは売掛債権がなければ現金化できず、ビジネスローンにも融資が可能なだけという制限があります。
あくまで限度をわきまえた上で支払いをコントロールする必要があるのです。

◆ファクタリングは即日現金化も可能だが欠点もある

ファクタリングは売掛債権の即日現金化も可能ですが、手数料がかかることや審査が存在するなど欠点も存在します。銀行融資よりもスピーディーなものの一長一短があるため、あくまで資金調達の候補の一つになるのです。
緊急の事態であればビジネスローンと比較した上で利用するのも方法で、経営の弾力化にも貢献してくれます。
ただし、長期的にはまいなすになってしまうことが多いため、頼り過ぎないように工夫が必要になるのです。